陣馬形山の頂上へ続く尾根の広場から棚田状に4段のサイト構成となっている。

地面は全面芝で非常に状態が良い。このときはまだ季節的に早かったが、もうしばらくすると青々とした芝になるはず。ペグもハンマーなしでさくっと入っていく。
マットが無くても十分に寝られる軟らかさがある。


最上段は、広いスペースがあり、トイレや避難小屋、頂上への通路となっている。
そのため、テントを張るなら、山側の際に沿って設営したほうがよい。
くれぐれも登山者や観光客の妨げにならないように。


中央の建物は避難小屋、左側の建物はトイレ。


3段目に炊事場とテーブルが設置されている。


最上段からは、中央アルプスと伊那谷の夜景も望める。反対の東方向には、南アルプスの山々が望める。


２段目も比較的広いスペースがある。眺望も申し分ない。


３段目は炊事場、テーブルの目の前のスペース。
こちらも眺望は申し分なく、アルプスが目線の同じ高さに見える。


４段目はあまり使用されていないようで、少々荒れ気味。

標高1455mの陣馬形山の頂上直下であり、遮るものがないため、風の影響をモロに受ける。そのためタープは要注意。
また、天気急変や落雷などにも十分な注意が必要で、天気予報をよくチェックしたほうがよい。
時には勇気ある撤収も必要。万が一のときは、避難小屋へ非難すべし！

この場所では必要十分な炊事場。
冬季には、水道が止められている。私が訪れたときは、まだ止められていた。

屋根付きのテーブル・イスが２つある。
３段目にテントを張れば、タープを張らずにリビングスペースとして使用することも可能か。

男女別、和式のぼっとん便所。あるだけでありがたい。
夜のトイレは半端なく怖いです。。。

避難小屋として絶えず施錠させずに開放されている。中はストーブと畳があるのみ。
落雷や強風など天気の急変の際は、逃げ込むべし。

入り口手前左側に駐車スペースがある。
避難小屋の横にもスペースがあるが、ここは通路にもなっているので、停めて良いかは定かではない。両方合わせると１０台程度は停められる。

陣馬形山キャンプ場紹介の動画です。

尾根の広場から２００メートルほど歩くと１４４５mの陣馬形山の頂上。
そこには、３６０度のパノラマが広がる。

特に朝日に染まる中央アルプス、夕日が沈む中央アルプス、夕日に赤く染まる南アルプスは、息を呑む美しさ。


西側には中央アルプスと眼下には伊那谷が広がる。


東側には手前に伊那山脈、そして南アルプス、遠くは北アルプスが望める。

大変分かりにくく、たどり着きづらいと言われる陣馬形山へのアクセス方法。
確かに本当にこの道でいいの？と不安になってしまうような道を通ります。

いくつかルートがありますが、ダート道だったり、状況によっては通行止めになっている場合があります。
ナビを頼りにしようと思っても、このダート道が設定されたりして思うように行けません。

中川村が案内している道路がもっとも安心してたどり着けるようですが、この道路は途中からGooglemapでもヤフー地図でも表示されていません。
車のナビの地図にも表示されていない可能性があります。（少なくとも私のナビには表示がありません）。

これがたどり着き難いとされるルートの原因かと思います。
地図と写真で行き方を作成しましたので、ご参考に！

陣馬形山キャンプ場へのアクセスルートはこちら＞＞

お風呂は中川村の役場近くにある「望岳荘」が利用できる。
平日　11：00～20：00
土日　10：30～20：00
入浴料：４００円

「望岳荘　展望風呂」の詳細はこちら＞＞