IGTスライドトップもどきの自作

 IGT(アイアングリルテーブル)スライドトップロングハーフもどきの自作

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今回の自作はこれ!
スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)のスライドトップロングハーフです。
チビとのDUOキャンプで使用するIGTショートに作業スペースが欲しくて、欲しい物リストに入っているものです。

ネットで検索すると何人かの方が自作されていますが、スライドして固定する部品が、自作には難しく、またなかなか合うような代用品のパーツも売っていないんですよね。皆さんいろいろ工夫されて自作されていますね。

私もホームセンターへ行くたびに、何か適したパーツがないかいろいろ探していたのですが、なかなかしっくりとくるものが見つからず。。。


今回、スポーツオーソリティの会員20%割引セールでスライドトップを購入しようと思っていたのですが、たまたま寄ったホームセンターコーナンで、見つけました!

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これです。
棚受け用のブラケット。LR(左右)のパーツがあり、棚を受けられるようになっています。


14001581.jpg棚板もいい感じのものがありました!幅60cmでまさしくIGTの幅とまったく同一!
奥行きが15cmのものと20cmのものがあり、悩んだあげくに15cmのものを購入しました。
ちなみにスノーピークのスライドトップの幅は22cm。

これを加工すればなんとかなるだろうということで、スポーツオーソリティの会員20%割引で購入するのを止めて、早速自作。


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まずは棚受の金具の引っかかり部分を加工します。


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グラインダーでレールに入るようにT字の形に削ります。
10分ぐらいの作業で完了!


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こんな感じのT字にすると、レールに入ります。

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このまま板を乗せると、板の厚み分が浮いてしまいます。
そこで、板を削って、棚受金具をはめ込む溝を作りますよ。


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ノミで地道な作業です。
棚受金具が若干下向きに傾斜してしまっていたので、溝の深さを手前を深めに、先の方を浅めに削りました。

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ボンド付けて、木ねじで固定しますよ。
木ねじは、6mmの長さのものを使用。木ねじの頭部分が棚受金具の穴より小さいため、ワッシャーをかませました。


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これでおおむね完成!


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続いて、ニスを塗りますよ。仕上げを良くするために、紙やすりで表面を滑らかにします。汚れも一緒に削りますよ。


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今回は、クリアつやありのニスにしてみました。
時間をかけて、塗っては紙やすりでムラを削りの繰り返しで3度塗り。


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今回もロゴシールを貼りますよ。
ロゴのデザインも変えて、新たに作成しました。ちょっとポップなロゴにしました。


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完成です!


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構造上、IGTの高さから5mmくらい浮いてしまいますが、許容範囲です。


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金具のT字部分の強度が心配でしたが、構造上T字部分だけでなく、IGTと接触している部分でも支えているので、大丈夫そうです。
しっかりとしたつくりになりました。

今回の製作費は
棚板:775円
棚受ブラケット金具:602円×2=1,204円
木ねじ、ワッシャーはありものを使用したので0円

ということで約2,000円で製作できました!
スノピ製を購入すると5,184円ですからね。これで十分です。

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